月別アーカイブ: 2011年4月

[font] 花咲くいろは

石川県の温泉街が舞台の花咲くいろは。次回予告で使用しているフォントはモリサワの「はるひ学園」です。

直線的な書体ですが、角を丸くしてあるので素朴ではありますが、かわいらしく仕上がった書体です。また、余白をうまく文字の中に取り入れていますのでシンプルにまとめるのに適しています。

比較的新しい書体で、リリースされたのは2007年か8年だったと思います。書体の名前は某有名ライトノベルを彷彿させますが、まったく関係なく、作者の雅号からとったそうです。

[font]へうげもの OP

NHK BSが統合され、BSハイビジョンからBSプレミアムになりました。そのBSプレミアムで放映されている「へうげもの」。「へいげもの」と書いて「ひょうげもの」と読みます。

へうげものは、織田信長、豊臣秀吉に仕えた古田織部が、『出世』と『物』、2つの【欲】の間で日々葛藤と悶絶を繰り返す物語です。

そんな、へいげもののオープニングで使われている書体は、

ぱっと見、セザンヌのような気がしますがそれにしては直線的です。かといってロダンや新ゴとも違います。

正解は「ヒラギノ角ゴ W8」です。ヒラギノ書体はMacOS Xに標準でバンドルされているフォントファミリーです。もともとは大日本スクリーン製造が字游工房に制作を依頼し、販売されていた由緒正しい書体です。

このとき字游工房でヒラギノ書体をデザインしたのは、「スーボ」の生みの親、鈴木勉さんです。この美しいヒラギノファミリーから発展した書体が游明朝体/游ゴシック体です。

こんな素晴らしい書体がバンドルされているなんて、MacOSは素敵すぎますね。

Supercadeで快適格ゲー生活

GGPOみたいなネット対戦ツール「Supercade」を試してみました。使い勝手はGGPOと大差ないのですが、微妙に違う点があるので比較してみたいと思います。

Supercade 公式サイト

GGPO
◎日本人や中国人・韓国人などの比較的ping値が低い人たちが若干多い。
※但し最近は日本以外のアジア系の方々は中国産対戦ツールのArcLive(Arcade Live)に移行気味
◎リアルタイムでプレイを観戦できる
○対戦中に観戦者が来る・去る時に若干ラグを感じる
○チャットはゲームプレイ時のみローマ字入力
△対応してるゲームは3つの対戦ツールの中で最も少ない
×乱入待ちは一つのゲームでしかできない
×週末はサーバーがよく落ちる。平日でも21時頃から中々繋がらない

SuperCade
複数のゲームを乱入待ちできる
◎対応ゲーム数はGGPOの3倍以上
◎アクションゲーム・シューティングなどの格闘ゲーム以外も多め
◎体感的にGGPOよりラグが少ない(より実機に近い)
◎プレイ内容をリプレイとして残す事ができる。
◎リプレイを保存する・しないを選べる
○チャットはゲームプレイ時のみローマ字入
△プレイヤー総数は3つの対戦ツールの中で最も多い。が、日本人がGGPOよりちょびっと少ない
△リアルタイムで観戦は不可。これは賛否両論

GGPOのいい点は、気軽に誰かの対戦を観戦できる点でしょう。ただし、常に何人も対戦しているような人気ゲームならいいのですが、普段は誰もいないような過疎ゲームでは観戦したくてもできません。

その点、Supercadeは観戦はできないのですが、リプレイをサーバに保存することができ、観戦したいゲームやプレイヤーで検索するといつでもリプレイを見れるのがいいです。ハンターみたいな過疎ゲーには最高のシステムといえるでしょう。まあ、観戦したいという人がいないほと過疎ってる気もしますが。

ということで、これからリプレイがどんどん書き換えられそうな勢いですね!恥ずかしい対戦はできないのでいいプレイを心がけたいと思います!

NHK鑑賞マニュアル 美の壺 「フォント」

BSプレミアムに引っ越してきた美の壺ですが、「フォント」特集でした。活版からのフォントの進化をまずはとりあげます。中国はもちろん、日本も筆をつかった毛筆文化でした。そこから筆の流れを模した明朝体が生まれます。

この回、たくさんの書体デザイナーが登場しますが、書体マニアな僕にはすごく鼻血モノです。まずは祖父江慎さん。

祖父江慎さんは過去の記事でも取り上げましたが、本の書籍の装幀やデザインを手がけてる人です。

それ行け ニッポン文字!!(たかおたんブログ)

祖父江さんの、秀英体と築地体の違いの説明はとても分かりやすく、面白かったです。

次に、西塚涼子が登場します。

西塚さんはAdobeお抱えの書体デザイナーさんです。西塚さんの作成した「かづらき」フォントは、鎌倉時代の歌人、藤原定家の書から触発されて作ったそうです。

この「かづらき」の面白いところは、普通のフォントは一文字が1マスに収まるよう、整然と文字が並んでいくのですが、かづらきフォントは文字のサイズがばらばらで、そこが毛筆の美しいレイアウトを際立たせています。もちろん、文字ごとの絶妙なバランスあっての書体です。

Adobe Edge 「新しいタイポグラフィの表現を可能にするために 日本語プロポーショナルかなフォント かづらき® の取り組み」

この「かづらき」ですが、Adobe Creative Suite を購入・アップグレードするともらえる特典として配布されました。ということで、もちろん僕も持っています。

過去の歌人の筆文字を大胆にアレンジした美しい書体ですね。このフォントは、第一水準までしかサポートしていないので、将来的に第二水準までサポートしてくれるとうれしいですね。