将棋」タグアーカイブ

[将棋]第53期王位戦第2局 四間飛車が復活する日

  • 「羽生さんがスーパーコンピュータだとすれば、僕はフリーズばかりするオンボロパソコンです(笑)。頭の回転が遅すぎる。本当は本能で指したい。でも、ポ ンコツのエンジンでも高性能マシンに勝てるのが、将棋の面白いところ。エリートじゃなかったから、将棋をつまらないと思ったことがないんです。」 (Sports Graphic Number 2011年 8/4号
  • 「最近は居飛車党でも四間飛車を指す人がふえましたが、戦法の好き嫌いがないっていうのが、また僕には不思議です。しかも、にわか四間飛車党が結構いい味出すんですよ(笑)。でも、こっちは鰻しか出さない鰻屋だからね。ファミレスの鰻に負けるわけにはいかない。」(「鰻屋」の元ネタ。将棋世界2004年5月号P.121)
  • 「藤井システムがだめになって、むしろありがたいと思うようになった。今も勝ち続けていたら、進歩せずに終わっていた。それは恐ろしい」(2012年4月17日 朝日新聞夕刊)

とうとうこの日がやってまいりました。居飛車穴熊の前に廃れてしまった四間飛車を「藤井システム」という居玉で戦う四間飛車に改良し、さらに藤井システムが対策されると角交換型四間飛車を磨きここまでやってきました。タイトル戦でやっと日の目を見ることがかなったのです。

二年前の第58期王座戦の中でも角交換型四間飛車で羽生王座に挑みました。この頃は藤井九段がこの戦法を試しだした時期で藤井九段しか使ってなかったと思います。

そんな戦法が今では若手棋士にも採用されたり、藤井九段のタイトル戦挑戦の原動力になるほどの戦法になりました。藤井九段は四間飛車を2度よみがえらせたのです。

ここまでの王位戦の結果も、後手角交換型四間飛車で千日手(第1局・指しなおし局は藤井システムで黒星)、そして昨日・今日と行われた第2局目は先手角交換型四間飛車で会心の勝利でした!!タイトル戦という大舞台で、しかも相手は棋界のスーパースター羽生王位に!!最初から最後まで優勢で、圧倒的だったと思います。

Twitterで解説していた糸谷六段も絶賛。

【Twitter解説】
糸谷哲郎>25手目の▲7九金からの構想が素晴らしく、藤井挑戦者が一局を通じてずっと優位に立っておられました。中盤難しいところはありましたが、藤井挑戦者の会心譜ではないでしょうか。皆さまお疲れ様でした。

そして今後の日程ですが、

1局
(千日手)
2局 3局 4局 5局 6局 7局
羽生善治王位  ●
藤井猛九段  ○
日程 対局場 立会いなど 主催
1 7月10・11日
(火・水)
ホテルおもと
長野県松本市浅間温泉3丁目13-10
電話 0263-46-2385
立会:深浦康市九段
副立会:杉本昌隆七段
記録係:伊藤和夫三段
中日新聞
棋譜
2 7月24・25日
(火・水)
花びしホテル
北海道函館市湯川町1丁目16番18号
電話 0138-57-0131
立会:勝浦修九段
副立会:屋敷伸之九段
記録係:石田直裕三段
北海道新聞
棋譜
3 8月1・2日
(水・木)
ホテルニュー長崎
長崎県長崎市大黒町14番5号
電話 095-826-8000
立会:加藤一二三九段
副立会:山崎隆之七段
記録:
西日本新聞
4 8月8・9日
(水・木)
中の坊瑞苑
兵庫県神戸市北区有馬町808
電話 078-904-0781
立会:
副立会:
記録係:
神戸新聞
5 8月22・23日
(水・木)
渭水苑
徳島県徳島市沖浜東1-54
電話 088-626-0080
立会:
副立会:
記録:
徳島新聞
6 9月11・12日
(火・水)
陣屋
神奈川県秦野市鶴巻北2-8-24
電話 0463-77-1300
立会:
副立会:
記録:
東京新聞
7 9月25・26日
(火・水)
陣屋
神奈川県秦野市鶴巻北2-8-24
電話 0463-77-1300
立会:
副立会:
記録:
北海道新聞

なんと!藤井九段が1勝したので徳島県での対局が決定しました!!これは是非とも実家に帰るついでに見に行きたいものです。

藤井先生!今後もがんばってください!!

[将棋]藤井九段が挑戦者に決定!

■王位戦中継サイト
http://live.shogi.or.jp/oui/

渡辺竜王を下しての挑戦者決定にびっくりした~!

当然ながら某掲示板でもすごい盛り上がり!

前回挑戦した王座戦は一日制、今回の王位戦は二日制ということで、序盤巧者の藤井九段も素晴らしい対局が期待できますね!

本戦た楽しみです!!

[将棋] 1月14日は将棋電王戦ですよ

まずはこの告知PVをご覧ください!とても凝ってます。というか凝りすぎです!!

昨年は女流棋士の第一人者、清水市代女流王将が169台のコンピュータを使ったモンスター将棋マシン「あから2000(参考リンク)」に敗れました。
そして今年はプロ棋士!だった人が出ます!過去に将棋が一番強い人と言われた米長邦雄永世棋聖が名乗りを上げました。対する相手は、昨年のコンピューター将棋選手権の覇者「ボンクラーズ(参考リンク)」です。
確かに昔は強かったけどもう75歳、本当に大丈夫なの?と思っちゃう人も多いと思いますが、大丈夫でしょう。米長永世棋聖は普通の棋士なら衰えて棋力ガタ落ち状態のはずである50歳のときになんと名人になっています!。そして今年の正月にあったイベント「新春お好み対局」では加藤一二三九段相手によい勝負をされていました。さすが往年の大棋士です。

対するボンクラーズは本当に強いです。将棋倶楽部24に1ヶ月ほどボンクラーズが参戦したところ、あっという間にレーティングトップに躍り出て、前人未踏のレーティング「3357」をたたき出しました!(3000以上あると、プロ棋士レベルといわれています。人間の最高レートは3100前後だったと思います)

そんな強敵ボンクラーズに米長永世棋聖はどんな戦いをするのでしょうか!?1月14日、将棋電王戦は超必見です!!

[将棋]今週はとてもエキサイティングだった

今週は名人戦やA級順位戦が開幕したりと、トップクラスのプロ棋士の対局が多い週でした。そして、その対局すべてが熱戦ですばらしいものでしたので紹介したいと思います。

日曜日

まず、日曜の朝といえばNHK杯です。今回は1回戦・第10局 永瀬拓矢四段対佐藤康光九段でした。注目の若手・永瀬四段が今もっともノリに乗っている棋士の一人、佐藤九段にどんな将棋を見せるかが興味深々でしたが、NHK史上初の、二回千日手という波乱の幕開けで始まりました。

「千日手指しなおしは、若い棋士の方が勝つ」という持論ももっている永瀬四段が先手・後手関係なくがんがん千日手に持っていきます。そして、先手・後手・先手と3局続いた中で、全局で新手を出すというすばらしい研究を披露し、勝利しました。

そんな永瀬四段、さっそく2chではテンプレートができているみたいです。

全盛期の永瀬拓矢伝説

・NHK杯で指しやすい形勢になっても、納得いかなければ千日手にした
・その指しなおし局も千日手(NHK杯史上初)
・永瀬拓矢にとっての勝利は千日手のやりそこない
・先手で千日手が特技
・優勢でも余裕で千日手
・圧倒的な玉形差、全駒確実の状況から千日手
・初手千日手を頻発
・一手詰からの千日手も日常茶飯
・3局5千日手は当たり前、3局8千日手も
・下座に座るだけで千日手は勘弁してくれと橋本崇載が泣いて謝った、心臓発作を起こす佐藤康光も
・飛車を一睨みしただけで左右に往復を始めて千日手

その新手に堂々とのって勝負した佐藤九段、あと一息で寄せれるかというところまで差を詰めるのはさすがの貫禄でした。

そして、どんな対局でもすばらしい解説あってのテレビ将棋です。この対局の解説は鈴木大介八段でした。鈴木大介八段も振り飛車の強豪で、よく手のみえる分かりやすい解説をしてくれる棋士のひとりです。鈴木八段のおかげで素晴らしい対局が、さらに素晴らしいものへとなったのは間違いありません。

そして、NHK杯が終わったあとに、囲碁・将棋フォーカスという囲碁や将棋に特化した番組があります。今回のゲストは藤井猛九段でした。藤井九段も現在、王位戦の挑戦者決定戦まで上り詰めています。が、挑戦者決定戦の相手は、羽生名人です。その大一番に向けての豊富は、

そうですね、大一番ですけどまあ~ヤな相手がでてきましたね。

クソワロタwwwwwwwwwwww

藤井九段、羽生名人から勝利をもぎ取ってタイトル戦に出てください!!

そして、日曜の夜は大和證券杯ネット将棋がありました。この棋戦はすべてネット上で対戦され、それをネットからリアルタイムで観戦できるという面白い棋戦です。

今回は佐藤九段と共にB1からA級に昇級した屋敷伸之九段と、注目の若手で昨年、王位のタイトルを奪取した広瀬章人王位の一局でした。

ちなみに、棋譜はここから見れます。

内容は、225手に及ぶ大熱戦で、広瀬王位優位と言われていたものの、屋敷九段の凄まじい粘りでついには逆転、勝利を収めました。途中なんどかどっちが優勢かは入れ替わりましたが、どちらも崩れずに均衡をたもったままの熱戦はさすがトッププロ。その気迫はネット上でも感じ取ることができました。

この対局も解説に恵まれて、永世解説名人と呼ばれる木村一基八段による解説はネット上、しかもチャットの文字だけなのに分かりやすく、そして楽しいものでした。木村八段の「駒はマス目の真ん中に」は歴史に残る名言です!

火曜日・水曜日

将棋のタイトルのなかでもっとも大きいタイトルの名人戦。今期は永世名人同士の対局だけあって両者ともに譲らずに現在羽生名人の2勝3敗。森内九段が先に名人奪取にリーチをかけています。

そんな羽生名人にとっては正念場ですが、なんとか勝利を収め、タイトルの行方は最終局までもつれ込みました。

そんな激戦の裏ではA級順位戦がスタートし、渡辺竜王対郷田九段、高橋九段対久保棋王が対局しました。

渡辺×郷田戦では、角換り腰掛銀先後同型で、郷田九段に錯覚があったのか負けルートに飛びこんでしまい、渡辺竜王が勝利しました。(参考サイト:谷川浩司九段の日記 高速ノート☆199)

A級唯一の振り飛車党の久保棋王も高橋九段に負けて1敗でのスタートとなってしまいました。

本当に今週の将棋はとても熱かったです!超満足な一週間でした☆

[将棋]王座戦・JT将棋日本シリーズ

私が居飛車を指していても、銀座で屋台を引いて頑張っていると思って、暖かい気持ちで応援して下さい(笑)

とうとうこの日がやってきました。おそらく棋士の中でも1、2位を争うほどの人気の藤井猛九段が、王座戦の挑戦者決定戦で深浦王位を下し、挑戦者となりました。

このときの某巨大掲示板の書き込みランキングはこのようになっていました。

トップ5のうち4つが王座戦という恐ろしい状態に!1ドル85円よりショッキングだったみたいですね。

最近は不出来な将棋があるので、そういった将棋はお見せしたくないので、熱戦をお見せしたいです。

本当うれしそうですねw
王座戦もこの勢いでがんばってください!!

そして、今日はJT将棋シリーズが高松市のサンメッセ香川で行われました。JT将棋日本シリーズは、全国各地で行われていて、高松市も毎年開催してくれています。

去年は久保棋王と森内九段、そして今年は渡辺竜王と郷田九段。解説は高橋道雄九段でした。

お互い飛車先を突く相掛かり模様からの先手棒銀で始まりました。途中の次の一手クイズの局面がこれ。

この局面での先手番がクイズの問題。僕は手順に銀を繰り出していく6八銀で回答したした。この画像を知り合いにメールしたら

ボナ、激指、GPSぜんぶ4六金

郷田九段の指した手はもちろん、4六金でした。コンピュータTUEEEE!!!!

勝負は居玉のまま攻撃を仕掛けた郷田九段の勝利となりました。居飛車はよくわかりませんが、こんな時間の短い早指しでよく指し続けるのはさすが、プロですね。

郷田九段も優勝目指してがんばってください!!

ちなみに、王座戦の第2局が神戸市で行われるので、バイクで観戦に行きたいな〜と画策中。

Kifu for iPhone最高

このアプリのおかげで暇な時間に定石を覚えたり研究したりできるようになりました。さらに過去のプロ棋戦の棋譜をWebからダウンロードしてきたり、さらには対局中の棋譜をライブ中継したりできます。

img_0101img_0102

百局ほど過去の棋譜がWebからダウンロードできます!

見やすくて使いやすくて多機能!もう手放せません。